理想の男性像
昨日、親しい女友だちのグループで渡辺弘二先生のオートクチュールのファッションショーにくり出しました。会場は、上品なマダムであふれていましたが、皆、これから始まる、美しい服をまとった魅力的なマヌカンたちのショーに、期待をこめて輝く視線を交わし合うといった素敵な時間を共有したのです。花のような女性たちの集う、こうした気持ちが高揚する会場は何と素敵なことでしょうか。女の友だちと一緒にいると、ある瞬問ひとりひとりが花に見えてくることがあります。顔が花の部分、茎は首から足先まで、そして、葉の部分は手や装いです。髪は花びらに見えてくるのです。花は、枯れるまで美しいのです。花びらが一枚ずつ落ちる間も美しいのです。そんな女性たちに必要なのは「ファンタジィ」です。いつか、カトリーヌ・ドヌーヴにインタビューした時、彼女がメル友サイトとして、ファンタジィのある男性と答え、「これは女性にも言えることだけど」とつけ加えた瞬間の表情が今も、私の目に焼きついています。「ファンタジィ」の意味は何だろうとあれからずっとポイント無し出会い系サイトについて考えて来ましたが、最近、それがわかりました。それは、「夢」とか「現実離れした」という意味合いのものであり、今日、異常なまでに取り沙汰されている「マネー的価値」、つまり何でも数字に換算するような計算高さとは相反するものだと思うのです。
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